Dukeメタバース

以前もこちらで紹介しましたが、

現在実験的にメタバース内で様々な眼科研究会が開催されています。今回はDuke大学が主催する硝子体手術カンファレンスに参加してきたので報告させていただきます。


もともとDuke Eye CenterではSurgical retina fellow向けの症例検討会が定期的に行われています。

それは近代硝子体手術の父、Robert Machemer先生にちなんでMachemer roundと呼ばれ、Fellow達が勉強になる手術症例を持ち寄り、過去の文献にも言及しつつ、細かい手術手技に至るまで、全員でディスカッションを行うというものです。今回はそれがメタバース内で初めて行われました。


今回の症例は原因不明の滲出性網膜剥離に対して、強膜開窓術をおこなったもので、疾患の原因から手術に至るまで、熱い議論が繰り広げられました。

この症例では硝子体手術は行わず、いわゆるexternal drainageのみでしたが、劇的な効果がみられ、改めて身につけておくべき手技であると認識致しました。


メタバースは発展途上の分野なので、解決すべき問題はまだ多くあるようですが、

不完全な状態でもトライしてみるアメリカ人のチャレンジ精神には感服致します。

それを見習って、Vitnetも新しいことに挑戦し続けたいと思います。

また、このような国際的な環境で網膜硝子体手術を極めたい先生がいらっしゃいましたら、当ウェブサイトのContactから連絡をいただけますと幸いです。できる限りサポートさせていただきたいと思います。

では引き続きよろしくお願い致します!


Vitnet 硝子体手術総合ウェブサイト

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