多焦点眼内レンズは見づらい?

最近、多焦点眼内レンズを挿入された患者さんが増えています。

以前は白内障手術といえば、単焦点眼内レンズのみが選択されていましたが、最近は多焦点眼内レンズが選ばれるケースも多いようです。

学会発表でも、硝子体手術との同時手術で、広義の多焦点と言える、低加入度数分節眼内レンズや高次非球面眼内レンズを挿入した研究報告が散見されるようになり、今後硝子体手術においても、多焦点眼内レンズを扱う機会が増えていくことは想像に難くありません。

多焦点眼内レンズの欠点として、術後のグレア、ハローの出現や、単焦点と比較した際のコントラスト低下などが指摘されていますが、最近のレンズはそれらの問題が改善されてきたこともあって、適応症例を的確に選べば、満足度の高い手術になったと言えるでしょう。

ただそれらの欠点は、我々硝子体手術サージャンにとっても影響する問題です。黄斑部や周辺部の見づらさに辟易としたことはありませんか?

今回、vitnet代表の佐藤尚人医師が、多焦点眼内レンズ挿入眼に対する硝子体手術のコツや注意点をまとめた記事を執筆致しました。

記事は2023年11月号の「あたらしい眼科」に掲載されています。

記事には眼科手術動画サイト、アイセミナーのご協力で、無料で手術動画を閲覧できるリンクも載せてあるので、手技について詳細に確認することもできます。

明日からの手術に是非ご活用ください!







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