AAO 2018 Subspecialty day 終了!
2日間に及んだRetina Subspecialty day、終了いたしました。日本の臨床眼科学会でシンポジウムがおこなわれるホールと同程度の広さの会場に、世界中からRetinaのスペシャリストが集まっているため、二階席まで立ち見がでるほどの大混雑でした。さらに皆さんシカゴの寒さで体調を崩されたのか、あちらこちらでゴホゴホ… 日本人はマスクを持っていきましょう。
さて今回全体的にMedical Retinaに関するトピックが多かったのですが、硝子体手術関連では、網膜剥離に対するVitrectomyの際に空気置換後、裂孔へ羊膜を埋め込み、蓋をした状態でレーザーを施行せず復位したというものや、Hypersonic vitrectomyはプローブの開口部がかなり先端部にあり、牽引がかかりにくいため、膜処理に向いている可能性があること、プローブでシリコンオイルも吸引することが出来たなど、いくつか興味深い話もありました。全体を通してMedical, Surgical問わずAIのDeep learningや画像診断関連のテクノロジーが進歩してきており、今後硝子体手術の術中観察にも影響してくる可能性を大いに感じた2日間でした。また今後も海外学会で興味深い情報があれば、皆さんとシェアしていきたいと思います。
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