世界の眼科から
今年も年の瀬が近づいて参りました。先生方におかれましては忙しい日々をお過ごしのことと思います。さて所変われば品変わるといいますが、眼科の世界も同様で、国によって保険制度や遺伝的要素、承認薬剤や手術機械などの違いから、細かい点で診療や術式が変わるのは当然のことだと思われます。むしろその多様性を生かして、より良い治療を目指して行われるのが、国際学会であり論文投稿なのでしょう。
さらに近年はコミュニケーションテクノロジーの爆発的な進歩により、インターネットを利用したバーチャルミーティングやオンデマンド配信によって、以前よりも早く海外の情報にアクセスできるようになりました。国際化が進みつつある日本においても貴重なソースになりうると考えます。
ただやはり細かいtipsや実際の治療については、現地で経験しないと伝わらない点も多く、まだまだ発展途上の分野といえます。
Vitnetでは、そういった海外の診療についても、できるだけリアルな情報をお伝えするべく、努力を続けております。
その一環として、Instagramで現地からアメリカの網膜硝子体手術事情について、現在配信中です。アメリカは英語圏ということもあり、世界中からの情報が集まりやすく、保険制度等の問題を抱えつつも、非常にレベルの高い医療教育が行われています。世界の網膜硝子体事情や、留学に興味のある先生は是非フォローしていただけますと幸いです。アカウント名はworld_vitravelerです。
お待ちしております。
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