乾かさない
コロナウィルスの勢いが中々収まらない中、眼科外来は以前の忙しさへ戻りつつあるように感じる今日この頃です。皆様はいかがお過ごしでしょうか?本日は空気置換の話です。網膜剥離の手術で空気置換をした際、全て網膜上の水を除去した後にレーザーを打ちますか?それとも残しますか?様々な先生の術式を拝見するに、後極に多少水を残した状態でレーザーを打つ先生が多いように思います。理由としては、水を全部吸引したつもりでもレーザーを打っている間に、残存した液体が集まってきて再度除去しないといけないから、PFCLを気化させるため、などが挙げられますが、先生方はどのようにされていますか?空気置換は稀に視野障害や駆逐性出血のリスクもある手技だけに、より安全で効率の良い方法を考えていきたいと思います。
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