Vitnetラボ 硝子体手術研究会
先日Vitnetラボにて、順天堂大学の坂西良仁先生、新潟大学の安藤拓海先生をお招きして、海外で行われている硝子体手術や学会、留学生活の実際についてご講演いただきました。
Vitnetラボとは、2022年に発足した、完全紹介制かつ非公開の手術研究会で、人数制限を設けて、少人数だからこそできる密度の濃い内容を目指しています。今回は順天堂大学、新潟大学の若手の先生のみならず、東京大学や慶應大学からもご参加いただき、楽しくかつ白熱したディスカッションが行われました。
坂西先生は米国ワシントン大学への短期臨床留学のお話で、留学準備から現地での過ごし方に至るまで、詳細にお話いただきました。坂西先生はもともと全国的に有名なサージャンで、既に順天堂大学の准教授という立場でいらしたのにも関わらず、さらに学びたいことがあるということで、ワシントン大学へ2ヶ月間留学され、学んだことをシェアしてくれました。お話から年次に関わらず謙虚に学ぶ姿勢がとても大事だと感じました。
安藤先生は以前Vitnetでもご紹介しましたが、米国デューク大学のAVSにて、手術ビデオディスカッションのパネリストを経験され、初めての海外学会発表で感じたやり甲斐、楽しさについて、豊富な写真とともに、有用な情報を面白さを交えて紹介してくれました。手術も発表のセンスも突き抜けていて、これからが非常に楽しみなサージャンです。
Vitnetラボは、企業や医局といった利害関係から離れて、純粋により良い手術を追究するボランティアグループです。
手術の細かい手技から、上手くなる方法、最新のテクニックまで、日々アップデートしながらお互いに学んでいます。
現在メンバー枠に空きはありませんが、今後空きが出た際に、連絡を希望される先生は当ウェブサイトのContactよりご連絡をいただけますと幸いです。
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