Fuji Rockを超えるか?
Vitnet代表佐藤です。
先日東京虎ノ門ヒルズにて、Fuji Retina 2024が開催されました。
音楽イベント、Fuji Rockを意識したネーミングなのかどうかは不明ですが(笑)
Fuji Retinaは今年で3回目となる、日本網膜硝子体学会主催の新しい国際学会です。
海外からの演者は勿論、日本人の演者においても、発表は全て英語で行われます。
数年前まで、世界的に有名なサージャンたちと直接交流するためには、海外学会に出向いて直接話すしか方法がなく、それは非常にハードルが高いものでした。
このFuji Retinaは、良い意味でその壁をぶち破ってくれた学会です。
他の日本の学会でも、数名海外から招待演者が来ることはありますが、このFuji Retinaは何と30名もの演者を海外から招待し、日本にいながらにして彼らと交流することができます。
今年もこのFuji Retinaにて研究発表を行い、世界の硝子体手術サージャン達との交流を深めてまいりました。
学会場では質疑応答や休憩時間、懇親会などを通じて様々な先生と意見交換を行うことができましたが、学会終了後も、米国のハーバード大学から来日された招待演者の一人、Jonathan Lin先生が、私の手術見学を行うために、クリニックを訪れてくれました。
学会の枠を超えて広がる交流もこのような学会の醍醐味だと思います。
今年の学会の内容は2024年5月31日までオンデマンドで見ることもできますし、Retina Roundupという、学会誌RETINAのオフィシャルブログでもサマリーを読むことができます。RETINA Roundupには、私が担当した黄斑手術セッションに関しての記事も掲載されています。
興味のある先生は是非チェックしてみてください。
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